朝から晩まで頭を使いすぎて頭が痛くなってきた今日この頃のこと

最近ブログの更新ペースが落ち着いてきましたが、またふと思い出したかのように雑文を書いていきます。

ちょっと前まで「夏の空っていいよね!」みたいな記事を書いていたと思えば、ここ数日はなんだか急に秋めいてきて、早くも1年の終わりが見えてくるようで少しそわそわしてしまいます。

こうしてしばらくブログから離れている期間っていうのは、単に書く気分が乗らなかったという自堕落的な理由もまぁそのとおりなのですが、ほかに時間を割きたいことがあるということの表れでもあったりするので、それはそれで充実した日々なんですよね。

思い返せば、ここ数週間の「時間を割きたいこと」は、どれもとにかく頭を使う作業でした。

そのせいでやや疲れをため込みすぎてしまっている気もするので、自戒をこめて現状を書き留めてみようと思います。

最近ハマっていたこと

ぼくの最近の関心事というのは、主に次の3つでした。

  • プログラミング
  • 将棋
  • 読書

まさに寝ても覚めてもといった感じで、起きている間の多くはプログラミングの勉強、そして隙間の時間に将棋の勉強や読書、という生活が今も進行中です。

どれも集中力が必要なのでそれなりに疲れるんですが、やってると楽しすぎてなかなか止めるタイミングを掴めないんですよね…。

プログラミング

ぼくは今後ホームページ制作を主軸にフリーランス業を営んでいく所存ですので、そのためのツールであるプログラミングの勉強はほとんど仕事の一部といえます。

具体的には、Web制作とは切っても切れない「php」というプログラミング言語や、それをベースとした「WordPress」というホームページ管理ツールの内部システムの仕組みについてひたすら学んでいます。
(今書いているこのブログも、技術的にはphpやWordPressのおかげで成り立っています。)

もちろん「仕事の幅をもっと広げなければ」という義務感のようなものもあるのですが、今はそれ以上にスキルアップそのものが楽しいんですよね。

「普段見ているWebサイトの裏にはこういう仕組みがあったのか!」
「プログラミングでこんなことも実現できるのか!」

と日々いろいろな発見があって、そのたびに自分のできることや可能性が広がっていく感覚があります。

物事を継続するためには小さな成功体験の積み重ねが大切とはよく言われますが、プログラミング学習にはまさにそうした意味でのハマり要素があふれているように思います。

将棋

そしてこちらは100%趣味の領域なのですが、最近なぜか急に将棋にハマり始めました。

ネットの世界には将棋のハウツー情報や対局の解説動画が山ほど転がっており、また対人戦や詰将棋を気軽に楽しめる無料のスマホアプリなんかも整っていたりして、娯楽に事欠かないんですよね。

ぼくは元々競技性のあるゲームをプレイしたり観戦したりするのが大好きなのですが、将棋というゲームにおいてもやはり、その競技性や奥深さ、そして歴史の長さも含めて、とっても魅力を感じるのです。
何年か前にも一度マイブームが来たことがあるのですが、今回久々に再燃した形になります。

その魅力のキモはなんといっても、将棋界がリアルタイムで成長し続けている点にあります。

現代で指されているいわゆる「本将棋」が成立したのは室町時代くらいと言われていますが、そこから様々な戦型やメソッドが生まれては消え500年の洗練を経た今でも、なお最適解のようなものは存在せず、日進月歩で新しい戦略が生まれ続けているのです。

さらに近年ではAIによるディープラーニングの技術が将棋界にも進出し、人間と機械とが二人三脚で将棋のさらなる成長を急激に押し進めているような、エモーショナルな展開を迎えていたりします。

プレイヤーとしての実力は一向につきませんが、こうした将棋界の成長を傍から見るだけでも十分ワクワクしてくるのです。

読書

最近の関心事の3つ目は読書です。
これはまあ今に始まったことではないんですけどね。

しかし少し前にAmazonPrimeの会員になったことをきっかけに、夜ベッドで本を読んでから寝る習慣がすっかり定着しました。

Prime会員になると、一定期間ごとにピックアップされた本が無料で読める特典があって、結構無料対象の本だけでも面白そうなものがたくさんあるんですよね。

読書ジャンルにおいての今のマイブームは、「脳神経科学」「行動経済学」系のトピックです。

大学時代にもこういうテーマが好きで心理学研究室へ入ったくらいなので、やっぱり読み始めると楽しくていろいろ調べたり考えこんだりしちゃいますね。

読書タイムを充実させたいという思いから、先日は近隣で開催されている読書会のようなイベントにも顔を出してみました。

それでもやはり読むペースよりも興味のある本がストックされていくペースの方が早く、なかなか在庫を消化しきれずに頭を抱えているところです。

過度にハマりすぎた副作用

とまあこんな具合にいろいろと楽しんで毎日を送っているものの、ついつい際限なく熱中しすぎるあまり、最近はぼちぼち生活に良くない影響が生じているのを感じるようになってきました。

何事もやりすぎは禁物ということで、少し自省して生活を見直さなければならない時期を迎えているようです。

頭痛がするようになった

まず、身体的な不調ですね。
2,3日前から頭がチクチクと痛むようになりました。
幸い、これを書いている今はだいぶ症状が収まってきたようです。

よくよく考えてみると、ぼくがハマっている3つの活動というのは、いずれもディスプレイを近い距離でずーっと凝視し続けることを強いられていました。

  • プログラミング⇒PCモニター
  • 将棋⇒スマホの画面
  • 読書⇒Kindle端末の画面

生活のほとんどの時間を上記のどれかに充てていたので、ぼくの眼球は常に緊張しっぱなし&ブルーライトに晒されっぱなしだったんですね。

こうした目の酷使、そしてその間ずっと同じ姿勢で椅子に座り続けていたことも、今回の頭痛を引き起こした大きな要因だったんじゃないかと推測しています。

日常生活がおろそかになった

さらに、3つの活動はどれも頭をめちゃくちゃ使います。

ぼくは眼球だけでなく、思考回路も過度に働かせすぎていたのです。

その結果、脳のリソースが完全にプログラミングや将棋や学問のことを考えるのに割かれてしまい、日常生活を送るうえでの細々としたタスクがかなりボロボロになってしまいました。

たとえばこんな感じです。

  • ゴミ収集の日なのにゴミを出すのを忘れる
  • 冷蔵庫が空なのに買い出しを忘れる
  • 洗濯機を回すのを忘れ、取り込むのもやっぱり忘れる
  • 食事をとるのを忘れ、お腹がすくけどそれも忘れる

いやあ、良くないですね。

健康を害する前に改めなくてはなりません。

方針:ほどほどにやる

以上をふまえて今後の方針としては、
「あまり傾倒しすぎずにほどほどにセーブしてやる」
という、目標というには当たり前すぎるような目標を掲げていきたいと思います。

特に頭を使いすぎないようにすることには気をつけたいですね。

常に何かをぐるぐると考えている状況というのは、最近何かと話題になるマインドフルネスの観点からもよろしくありません。

無意識のうちに深く考えすぎるクセがついてしまって、精神衛生上もあまり良い影響がなさそうですよね。

そんなわけで、これからは思考回路を休ませる&体を動かす時間を意識的に増やしていこうと画策しています。

とりあえず第一歩として、来月からは定期的にテニスで汗を流すことに。

ゆるめの社会人サークル的なところでご一緒させてもらう予定ですが、運動不足のぼくには十分ハードな活動になりそうです。

頭と身体、インドアとアウトドア。
できるだけほどよくバランスよくを心がけていきたいですね。