【焦るな危険】20代最後の1年をどう生きる?穏やかに過ごすために心がけたいこと

わたくし先日、29歳の誕生日を迎えました。

数少ない友人から祝いのメッセージをもらったのですが、その中にこんなコメントがありました。

「今年は20代最後の1年になるね」

確かに言われてみるとそうだなぁ、となんだか妙に心に残ったんですよね。

適応障害を理由に3か月前に公務員を退職したぼくは、今なお、心のダメージを徐々に回復させるための休養期間のつもりで日々を過ごしています。

しかし時間の流れというのは無情なもので、ぼくが足踏みしていようがお構いなしに、淡々と進んでいってしまうわけです。

30歳という区切りを目前にして、今思うことを書いていきます。

最近を振り返って

過去1年間は、自分にとってはかなり激動の日々でした。

適応障害で休職したり、公務員を辞めてみたり、まして定職につかぬまま20代の終わりを迎えるなど、今のこうした状況は数年前までのぼくにはまったく想像できなかったことです。

そしてこの先もどうなるかわかりません。
正直とても不安です。

とはいえ、仕事の現場からしばらく離れた今、こうした一連の経験は自分の人生にとって必要なものだったのだとも考えられるようになっています。

ぼくが公務員として働く限り、きっと遅かれ早かれいつかはメンタルに限界を迎えていたはずなのです。
だったら早いところ病んで、次に進めてよかったじゃないかと、今となってはそう感じます。

28歳は、心身を犠牲にして環境を変えた年でした。

では29歳はどうするか。

ぼくは、犠牲にした心身を労わってあげる年にしたいと思っています。
ズバリ目指すところは、心穏やかに暮らすための安らぎの1年です。

20代の最後をどう過ごすか

今後の暮らしを心穏やかなものとするために、ぼくがぜひとも心がけておきたい方針があります。

それは、

  • 年齢がどうとか気にしないこと
  • やってみたいことは気軽にやってみること

の2つです。

1.年齢がどうとか気にしない

いきなり元も子もないようですが、

20代最後だろうがそんなことはどうでもいい。
年齢なんて何の意味もない。

と、こういった精神を大事にしていきたいと思っています。

「最後の1年」という言葉には、人を焦らせる作用があって、いわば劇薬のようなものです。
自分に喝を入れて奮い立たせたいときには役立ちますが、タイミング次第では自分を過剰に追い込むことにもなりかねません。

今のぼくは、おそらく後者の状況にいます。
とにかく心の平静が欲しい人間にとっては、「この一年が勝負!」などというエネルギッシュな思考はお呼びでないのです。

そもそも考えてみれば、暦なんてものは人類が勝手に作った概念にすぎませんからね。
1年とか1ヵ月とか、そんな区切りに本質的な意味なんてなく、あくまで目安でしかないわけです。

時間はただゆっくりと等間隔に進んでいくだけ。
本当はそこに区切りなんてない。
だから年齢にも大した意味はない。
焦る理由にはならない。

そう考えていた方が、少なくとも病み上がりののんびり生活においてはポジティブに作用しそうです。

2.やってみたいことを気軽にやる

もうひとつ大事にしたいのが、

やってみたいと思ったことは我慢せず、とりあえず軽い気持ちでやってみる。
損得や優先順位のことを考えすぎない。

という姿勢です。
これは同時に、「気が乗らないことは無理してやらない」ことも含意しています。

ぼくは現在、フリーランスのデザイナーとして安定した生計を立てることを目標に日々パソコンに向かっているのですが、これはあくまで「楽しい」「もっとやりたい」という動機のもとで続けていることが重要だと思っています。

自分に負荷をかけているようでは、公務員時代の苦しい生活と大差ないですからね。
目標のためとはいえ、頑張りすぎは禁物です。

もし他に(どんなに役に立たないことでも)やってみたいと思えることが出てきたときは、ぜひ自分の興味関心にしたがって、「今一番やりたいこと」に時間を使っていきたいものです。

このブログも、最近開設したYouTubeチャンネルも、生計のことを考えるとこんなことやってる場合じゃないのですが、ただやってみたいからということで始めて、気が向いたときだけ更新するスタイルで続けています。

今後も当面の貯金があるうちはこの調子で、損得よりも意欲を尊重することで自分の心を満足させていきたいですね。

ちなみに最近はオリジナルのTシャツ・バッグのネットショップ開設など面白そうだと思っているので、この辺りもそのうちやり始めると思います。

まとめ

こんな感じで、「20代最後の1年をどう生きるか?」というテーマに端を発した割には、

別にそういうのは気にせずに今後ものんびりやりたいことをやる

という味気のない結論に落ち着いてしまいました。

今後考え方が変わる可能性も十分ありますけどね。

どうあれ、きっとこれからの日々は昨年以上に短い体感時間のうちに流れていって、30歳の誕生日もあっという間に迎えることになるでしょう。

その時はまた一つの節目として、その時の心境を書き残せたらいいなと思います。