フルグラは太りたい人の自己肯定感を上げてくれる精神安定剤

最近、フルーツグラノーラ(以下、「フルグラ」)にハマっています。

シリアル系食品は幼少期を除いてあまり食べてこなかったぼくですが、先日なんとなく気が向いて購入してみました。
こちらです。

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いやあ、最近のシリアルっておいしいんですね。

「え…うま…。」
などとつぶやきながら、あっという間に50g(1食分)をたいらげてしまいました。

そしてうまいだけではないのです。
ぼくのような痩せ体型を気にしている人間にとって、フルグラは精神衛生的にも非常によろしい食品なんじゃないか、というお話です。

食事ってめんどくさい

ぼくのBMIは18~20あたりをウロウロしています。
標準値は22なので、痩せ傾向です。

常に「もうちょっと太りたいな」と感じているのですが、なかなか思うように太れないんですよね。
(ダイエットに悩む方々、どうか気を悪くなさらないでください。痩せの問題も意外と切実です。)

おそらく、ぼくの食事への努力が足りていないのです。

そもそも、人間にとって食事というタスクはあまりにも重すぎる気がします。

まず食材を買いに行って、簡単に調理するだけでも1時間。
もぐもぐと咀嚼して、胃に収めて、食後に皿洗いと片づけをするのにもう1時間。

食事には十分な時間と気力とが必要です。
またその過程の各所で、お金という生活の土台が少しずつ削られていきます。

この一連の動作を1日に数回、そして毎日休みなく繰り返さなければ、ぼくたちは生きていかれないのです。
それって結構大変じゃない?

かといって、食事をサボるのも罪悪感がある。
だって食べなければますます痩せてしまう。
でもやっぱりめんどくさい。

ぼく

あぁ、生きるって大変…。

とまあ、こんなことを言っている時点で、ぼくはどうあっても痩せる運命にあるのかもしれません。

フルグラ+ヨーグルト+はちみつ の強さ

そんなジレンマの解消に、フルグラはかなり有用だと気づきました。

ぼくのイチ押しはこちらです。

フルグラ on ヨーグルト with はちみつ。

フルーツグラノーラとヨーグルトに、はちみつをかけたもの

栄養が豊富

何がいいのかというと、とにかく少量で高カロリーです。

フルグラは炭水化物と果糖と油分の集合体なので、1食50gだけで、なんと219kcalもあります。
ここにヨーグルトとはちみつをプラスして、大体350kcalくらいでしょうか。

ごはん大盛1杯分くらいに相当するカロリーを、さらっと小鉢でいただけてしまうのです。

それだけでなく、タンパク質やビタミン、ミネラル、食物繊維もバランスよく摂取可能。
またヨーグルトやはちみつがスムーズな消化吸収をケアしてくれます。

カロリーとその他栄養素が高濃度に圧縮された、コスパ最高のデザートだと思います。

準備が楽ちん

そしてとっても大切なのが、準備に手間がかからないこと。

  • 器にヨーグルトを盛る
  • 適当にフルグラをかける
  • 適当にはちみつをかける

これで完了です。

準備に1分。
食べるのに1分。

食事が面倒で仕方がないときでも、これくらいなら達成できたりします。
また、「ちょっと小腹が空いたから間食でもしようかな」という気にもさせてくれます。

痩せ体質の人間が太るためには、まず食事の回数を増やすことが大切と言われているんですね。
一度に大量に食べても腹を下すのがオチですが、小分けに食べればすべてのカロリーを血肉にできるからです。

食事のハードルが下がれば、自然と食事の回数は増えていくわけです。

フルグラは気持ちを楽にする

ぼくがフルグラを取り入れて一番ありがたかったのは、自己肯定感を損なわずに済むことでした。

食事を満足にとれなかったときって、そんな自分を責めてしまいがちなんですよね。
自分の努力不足のせいで、また一層体重を落としてしまった気になるからです。

そこにフルグラを差し込むことで、

ぼく

栄養満点のフルグラ食べられたから及第点。
ひとまずやれることはやった。

といった具合に、過度に落ち込まないためのストッパーになってくれるのです。

まあほとんど自己暗示に近いんですが、それも良し。

病は気から。
健全な精神は、むしろ体重よりも大切です。

BMIが22を超えるその日まで、ぼくは今日も今日とて、せっせとフルグラをほおばっています。