こんにちは、フリーランスなのに人付き合いが苦手で交友がせまいのがコンプレックスのゆうすけです。
実はわたくし半年くらい前から、「Yenta」というサービスをぼちぼち利用しておりました。
ビジネスパーソン同士のつながり創出に特化したSNSアプリです。
始めてみる前は正直あまり期待していなかったのですが、やってみるとこれが予想以上に良くて、
「あのときYentaを登録してみて本当に良かったなぁ~」
と最近じわじわと思うことがあるんですよね。
なんか広告っぽいことを言っていますが、ただの個人的な感想です。
というわけで今回は、Yentaのレビュー的なことや使ってみた感想のようなことを書いてみたいと思います。
Yentaで人とつながろう
サービスの特徴
まずは 「Yentaってどんなサービス?」 という点についてですが、一言でいうとビジネス版マッチングアプリです。
単にマッチングアプリというと恋愛色の強いものがほとんどですが、Yentaはあくまでビジネス目的の利用をベースとしています。
利用者層のイメージとしては、たとえば経営者の方や、フリーランス、保険の営業、会社の広報担当の方など、ちょうど異業種交流会イベントに集まるような方々が多いですかね。
もちろん性別による区分けは特になく、すべてのユーザー同士が広くマッチングします。
そしてアプリのシステム自体は、Tinderなどのいわゆる大手マッチングアプリの使用感にとても近いと思います。
各ユーザーは活動拠点である地域を予め登録しておいて、そこから近い地域のユーザーが毎日ランダムでレコメンドされる感じ。
1日につき10人まで、新しい人のプロフィールを閲覧することができます。
写真つきのプロフィールカードのような形で上がってくるユーザー情報を、
- 右にスワイプ → 「興味あり○」
- 左にスワイプ → 「興味なし✕」
といった具合にサッサと振り分けていき、両者が互いに 「興味あり」 を選んでいればマッチング成立。
その後はトークルームでの直接のやり取りに入っていきます。
基本的な利用は無料ですが、有料プランに課金するとスワイプ数の上限やその他の機能が拡充されて、より快適な利用ができるようです。
プラン | 料金 | 概要 |
---|---|---|
無料プラン | 0円 | ・スワイプ10件/日 ・トーク開始期限あり(2週間) |
アクティブプラン | 1,000円 | ・自分への「興味あり」閲覧(48h) ・「興味あり」からのマッチ(10人/月) |
アドバンスプラン | 2,500円 | ・自分への「興味あり」閲覧(1ヶ月) ・「興味あり」からのマッチ(15人/月) ほか |
プロプラン | 5,000円 | ・自分への「興味あり」閲覧無制限 ・「興味あり」からのマッチ(20人/月) ほか |
ちなみにぼくは有料プランを試したことはありません。
が、無料のままでもメッセージ制限は特にないので、今のところまったく不便には感じないですね。
無料プランでもかなり満足に利用できるサービスと言えると思います。
マッチング以降の流れ
自分が 「興味あり」 とした相手が、自分に対しても 「興味あり」 としてくれた(or元々してくれていた)場合には、すぐにマッチングの通知がアプリに届きます。
同時に、よくあるコミュニケーションアプリ(LINEなど)のようなチャットルームが開設されて、「よろしくお願いします」的なやり取りを始めることができます。
ぼくの経験上、マッチングのあとはだいたい次のような流れでコミュニケーションが進んでいくことが多かったですね。
(あくまでなんとなくの雰囲気です。)
はじめまして、マッチングありがとうございます!
どこどこで〇〇事業を営んでいるAと申します。
他業界についても広くお話を聞けたらと思っており、ぜひ色々と情報交換させていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます、Bと申します。
私は△△関係の仕事に携わっておりますが、関連して〇〇についても興味があり、こちらこそ何卒よろしくお願いします。
もしよければ一度zoomなどでお話しできればと思いますが、ご都合いかがでしょうか?
はい、ぜひお願いします。
それでは、○月○日○時~などいかがでしょうか。
○月○日○時~承知しました、調整ありがとうございます。
zoomのミーティングを作成したのでこちらご利用ください。
https://…
当日どうぞよろしくお願いいたします。
~ オンラインビデオ通話 ~
(挨拶、自己紹介、仕事について、その他雑談)
先ほどはありがとうございました。
こちら私のLINEの連絡先ですので、よかったら追加ください。
今後ともぜひよろしくお願いいたします。
LINE追加させていただきました。
こちらこそ、今日はお時間ありがとうございました。
(…以降、連絡が続いたり続かなかったり)
と、おおよそこういった感じです。
挨拶→日程調整→オンライン通話→外部連絡先交換
みたいな流れ。
連絡先を交換したあとは、まあ通常の人間関係のとおりです。
お互いに気が合いそうならやり取りが続くかもしれませんし、それきりでフェードアウトしていくこともあります。
「何はともあれ、まずはオンライン通話しますか」的なムードが主流なのは、やはりコロナ禍の自粛期間の余韻もあるんですかね。
実際に対面するよりもはるかに時短・低コストでファーストコンタクトが取れるわけなので、これもアプリの趣旨にあっていて良いなと感じました。
Yentaで生まれたつながりのこと
ぼくがこの半年くらいで、実際にYentaを通じてお話&連絡先交換までさせていただいた方は、トータルで8名くらいです。
そもそもアプリを開く頻度がかなり低いですし、プロフィールを見て特にお話してみたいと思った方にしか 「興味あり」 を押していなかったので、半年で8名というのは結構少ないほうだと思います。
それでも、そのうちの何名かの方とは今でも断続的に交流が続いていますし、直接お会いできる機会もありました。
対面でのご挨拶やメッセージのやりとりを通じて色々な情報交換ができるのは、孤独なフリーランスにとって非常に有意義で嬉しいことです。
それだけでなく、Yentaでのやり取りがきっかけとなり、自分のWebデザインのお仕事に繋がったりもしています。
「この案件お任せできませんか?」 とか、 「こんなことできる方を探している人がいるので繋いでいいですか?」 みたいなお声掛けをいただいたりですね。
こうしたお話をいただけると、Yentaを使ってみて本当に良かったな~と、いつも強く感じます。
別に仕事が入ってカネになるから、とかそれだけじゃなくて、単純に自分に他の人や案件を紹介したいと思ってくれた気持ちがめちゃくちゃ嬉しいのです。
実際に顔を合わせて話してみて「この人は信頼できる」と感じてくれたわけですからね。
Yentaをやっていなければ、そういうありがたい幸運に恵まれることはなかった。
人との繋がりバンザイ、偶然性バンザイ。
人と会うのが苦手なぼくですが、こういう体験があると自分をもっと社会に開いていきたくなります。
使ってみて良かったところ
ここからは、アプリとして・サービスとしてのYentaのレビューのようなことを書いてみます。
あくまで個人的な感想ですのでご了承ください。
ぼくが使ってみて 「いいな」 と思った点についてですが、主に次のとおりです。
- 交友を広げにいくハードルが低くなる
- 細かな機能が充実していて使いやすい
- プロフィールを見て選べる&選んでもらえる
交友を広げにいくハードルが低くなる
まず良かったのが、とにかく行動のハードルが低いことです。
ぼくのように対人関係に消極的なタイプの人間にとって、これは大きなメリットだと思います。
通常、オンラインで誰かにコンタクトを取ろうと思っても、1発目の連絡を取るのには少しエネルギーが要ります。
その相手がまったく面識もない人であればなおさらですよね。
一度つながってしまえば何やかんやで関係ができるのだけど、最初の一歩のハードルが高く感じてなかなか行動に至らない。
あるいは、他のことで手一杯で人脈を広げる余裕がない。
しかしYentaではその第一歩がとても簡単です。
プロフィールカードをスワイプしていくだけの作業ですからね。
ベッドでごろごろしながらでもできます。
マッチングさえしてしまえばその流れで挨拶のメッセージも送りやすいし、その流れで自然と 「お話しましょう」 というところまで進んでいきます。
気合を入れて重い腰を上げなければならないタイミングというのが、特にないわけです。
細かな機能が充実していて使いやすい
それからシンプルに、アプリが使いやすいです。
無料プランでも基本的な利用に困りませんし、トークルームの検索ができるとか、定型メッセージを登録できるとか、機能面がしっかりしているので使っていてストレスを感じないんですよね。
ほかにも様々な仕様において「使いやすさ」が追求されている印象を受けました。
- レコメンドされるユーザーをいろんな条件でフィルタリングできる
- トークルームをスワイプして相手のプロフィール詳細をすぐに確認できる
- 相手のプロフィールの固定リンクから各種SNS、HPへ飛べる
- 自分のプロフィールやリンクのPVデータ(他ユーザーの閲覧状況)がわかる
- マッチした相手の人柄の印象を体系的にレビューして共有できる
- MTBI診断(16パーソナリティ)を登録してタイプをアピールできる
などなど…
無料でここまで快適なのは、改めてすごいことです。
プロフィールを見て選べる&選んでもらえる
それから 「異業種交流会のようなリアルな出会いと比較して」 という観点で、マッチング前に相手のことをある程度知ったうえで交流するかどうかを選べるのが良いなと強く思いました。
普通は面識のない人と知り合うとき、実際に話してみるまではその人の性格や信条などをうかがい知ることはできませんよね。
それはそれで予期しない刺激を得られる良さがもちろんあるのですが、明らかに自分とはノリが合わないとか、苦手なタイプの人と話を合わせざるを得ないような状況も多々あり、それが大きなストレスになる人もいらっしゃるでしょう。
ぼくなんかは、そういうミスマッチを経験すると一気に精神が疲弊してしまって、数日は誰とも合わず引きこもりたくなってしまいます。
その点、Yentaを使っていると、初めからある程度 「こんな感じの人と知り合いたい」 というイメージに沿って人と会うことができます。
そして相手にもプロフィールを事前に見てもらえるというのも大きいです。
マッチングしたということは、自分に少なからず興味を持ってくれているということですからね。
アプリでは、プロフィールに 「利用目的」 も設定できて、
- 営業したい
- 友達をつくりたい
- いい案件を見つけたい
- 起業仲間を見つけたい
といった具合に、その人がどういった動機で人と会いたがっているのかもわかります。
お互いに経歴や性格やモチベーションの共通点や相違点を把握したうえで、そのつもりでコミュニケーションを始められて、スムーズなやり取りができる。
スムーズなやり取りができることがわかっているので、心理的な負担が小さくなります。
まあ結局は人と人なので、それでもやっぱり相性が悪いなと思うことはどうしてもありますけどね。
まとめ
というわけでYentaの総評としては、自分の目的に合ったつながりを消耗せず手軽に探していける使いやすいサービスでした。
単純に色んな人と広く知り合いたい!という方はもちろん、使い方の自由度が高いので対人不安傾向が強めな方の社交の選択肢としても適していると思います。
ただこれはどうしようもないことですが、田舎で使うとなるとやはりちょっと過疎気味ではありますね。
毎日スワイプしまくっていると、わりとすぐに近場のユーザーは枯渇して、隣県からのレコメンドばかりになってしまうかもしれません。
まあでも、どうせ最初はオンライン通話からですしね。
目的にもよりますが、すぐに直接会える距離じゃなくても特段問題ないことも多いでしょう。
ぼくも地方在住なので近隣でのマッチングは多くはないですが、気長に構えて気の向いたときに、これからも継続的にYentaを利用させていただこうと思っているところです。