ぼくが無職になって早2週間が過ぎようとしています。
仕事の現場を離れてからというもの、本当に日々があっという間に過ぎていくような感覚です。
数か月前までは、収入がなくなることに対して大きな不安を抱えて沈み込んだりもしていたんですが、実際に無職となった今、意外と毎日さわやかな気持ちでゴキゲンに暮らすことができています。
まずは順調な滑り出しができてよかった!バンザイ!
という喜び気持ちと、
しかし調子に乗るのも危険だぞ!
という戒めも同時に込めて、近況を書き留めておこうと思います。
順調なスタート
無職生活の最初の2週間は、驚くほど好調でした。
気持ちが落ち込んでしまったのは半日だけ。
それ以外はほとんど穏やかな気分で、いろんなことに意欲的になれました。
- ほとんど毎日20分程度のウォーキングができた
- 遠方の桜の名所に写真を撮りに出かけた
- 部屋の掃除や衣替え、断捨離ができた
- Webデザインのスキルアップができた
- ちょっと難しめの本を読めた
- イラスト制作ができた
- ブログを更新できた
などなど、数か月前にはとても実現しなかったような充実した生活を送っています。
これだけ色々やっておいて、実はまだ健康保険や国民年金・個人年金の変更手続きという最も大事なタスクを終えられていないんですけどね…。
まあそんな後ろめたさも体調に影響しないくらい、心に余裕があったんだよ、ということなのです。
調子がいいのは天気のおかげ
無収入にもかかわらずこれほど好調を維持できたのは、完全に天気に恵まれたおかげでした。
この4月に入ってからの快晴の続きっぷりといったら、すごかったのです。
毎日雲一つない青空で、とても暖かい日が続きました。
ぼくは前世がひまわりかソーラーパネルかというくらい、カラッと晴れた日が大好きで、その日の体調はほとんど天気によって決定されているといっても過言ではありません。
日射量の少ない冬がようやく終わり、こうして春の気持ちいい気候を迎えたわけなので、ぼくの体調も上がってしかるべきということですね。
重要なのは、これでメンタルの不調を克服したのだと錯覚してはいけないということです。
これまでも晴天のおかげで気分が上がったことは幾度となくありましたが、精神が不安定なうちは、何かの拍子に再び気分がガクッと落ちてしまうんですよね。
アゲアゲになっているときほど、その落差に苦しむことになります。
というわけで、あくまで「調子がいいのは天気のおかげ」と謙虚に構えておくのが吉です。
ここで調子に乗って頑張ろうとしてしまえば、途端に状況が悪化するような予感がしています。
頑張らないための散歩
気分が乗っているときにはついつい張り切り過ぎてしまうものなので、意識して自分をセーブすることが大事だと思っています。
ぼくはデザインなどの制作作業が好きで、ほっとくと1日中PCに張り付いてエネルギーを注いでしまいがちなのです。
そこで最近心がけていたのは、1日1回は散歩に出かけるというものです。
また散歩はなるべく、自分の意欲が高まりあれこれ着手したいタイミングにこそ、狙って行くようにしていました。
実際外に出て太陽の光を浴びると本当に気持ちがよくて、心の充電タンクのようなものがみるみる満たされていくのを感じられるんですよね。
エネルギーを使うばかりじゃなくて、回復させる時間をしっかり確保しよう!ということです。
経済でもインフレに傾いてきたら金融を引き締めて抑制するように、調子が上向いてきたら逆に休んでみる。
そうやって体調の安定を目指すことが、メンタル不調の真の克服にもつながるような気がしています。
天気予報によれば、どうやら4月後半からはしばらく天気は崩れる模様。
ぼくの無職としての真価が問われるのは、むしろこれからでしょう。
あいかわらずゆるゆると、気負わずにやっていけたらと思います。