仮眠は必要な休息。ちょっとうたた寝する時間をケチらないようにしていきたい

世間がお休みムードなのに便乗して、かなり自堕落な年末年始を過ごしたゆうすけです。
あけましておめでとうございます。

昨年末は色々な納期に追われて毎日てんやわんやでしたが、ここ数日はその反動もあって一切のやる気というやる気がそぎ落とされ、抑うつの領域に足を踏み入れるほどにチルな状態が続いていました。

またよりによってこのタイミングでVTuber沼にハマってしまったので大変です。
一度コンテンツに魅了されると5時間でも10時間でも見続けてしまう私なので、今回も生活リズムが乱れるほどYoutube漬けの日々を送り、危機感からアプリの使用時間制限を厳格化するところまで行きました。

コロナ渦を経て一層盛り上がったVTuber界、正直なめてました。
用法用量を見誤らないように気をつけましょう…。

さて、ぼくは生活リズムが乱れてくると睡眠時間が延びがちです。
朝起きられないし、頑張って起きても数時間でまた眠くなって、生産性が著しく落ちてしまいます。

しかしこの無気力に惰眠をむさぼる自堕落さを、気合いだけでスパッときれいに断ち切るのは難しいと思うんですよ。
あまりじたばたしないで、眠たいときは潔く仮眠をとりながら、スローペースで対応していくのがいい気がする。

「眠い=怠惰=悪」という図式から逃れて、もうちょい前向きにうたた寝してみたらどうだろうかというお話です。

寝ても寝ても眠いつらみ

日頃規則正しい生活を心がけていても、ふとリズムが崩れてしまうことはあります。
仕事が忙しいとき、私生活に動きがあったとき、何かにドはまりしてしまったとき…。

ルーティーン化した睡眠サイクルから一度外れてしまうと、やっぱり眠りの質も下がるんでしょうね。
時間で見るとそこそこ寝ているはずなのに、起きても全然疲れが取れた感じがしなくて。だるいからまた横になってしまって、二度寝するつもりはないのに気づけばまたうたた寝…みたいなことがぼくはちょいちょいあります。

世間がみんな活動している日中にあまり寝てばかりだと、自己肯定感も落ちてしまいます。
メンタルが沈んで鬱っぽくなって、自律神経も乱れてさらに生活リズムは崩れて、といった負のループに陥るまでがワンセットでお決まりの流れ。

こうなっちゃうとしばらくは苦しい日々が続きますよねー…。

そうした生活リズムに起因するメンタル崩落パターンについて考える中で最近思ったのが、「仮眠をネガティブに捉えすぎちゃうとかえって逆効果だよな」ということでした。

寝すぎて憂鬱になっているのが明らかだと、ついつい寝ないように努力してしまいがちです。
正常に活動しているべき時間を無理やり正常な活動に充てることで、望まない睡眠時間を排除して、なんとか生活リズムを戻そうと試みるわけですね。

しかし冷静に考えたら、これはただのやせ我慢じゃないか。
怠惰だろうが何だろうが実際に身体が睡眠を必要としているから眠くなってるわけなので、本来素直にそれに従って寝りゃあいいと思うんですよ。

たしかに睡眠習慣さえ整っていれば日中眠くなることもないだろうし、寝すぎてしまう現状は何とかしたほうがいいかもしれない。
でもそれって、べつに日中寝ないように頑張ったからと言って解決する問題でもないですよね。

眠気の原因は睡眠不足であり、睡眠不足の原因はあくまで就寝前の悪習慣や環境、働きすぎ、体調面の問題などなど、そういうところにあるはずです。

ちゃんと仮眠しながら調子を整える

寝ても寝ても眠い状況というのは、背後にある根本の問題が姿を変えた「結果」に過ぎません。
だから結果は結果として甘んじて受け入れるのがいいんじゃないか、と最近のぼくは開き直っています。
変えるべきは「原因」の方ですからね。

日中の活動時間を削ってでもちゃんと寝て、過去の睡眠不足の負債はちゃんと返しておく。
そうして気力を蓄えることで初めて、未来の問題解決に向けて努力ができる。

寝てばかりいること自体が悪いのではない。
寝てばかりいないとやっていけないようなコンディションを放置することが悪いのだ。
明日のコンディションを整えるために、今眠いのなら、今は思い切り寝ようぜ。

とそんなことを考えて、今年に入ってからはあまり仮眠をケチらないように意識しています。
あくびが出たら換気をしてみて、それでも眠気を感じるようならさっさとアイマスクをしてベッドで横になる。

ちなみにこれを書いている今日は2回の仮眠をとりました。
・本睡眠:23:30~6:30(7時間)
・お昼寝①:10:00~10:15(15分)
・お昼寝②:14:30~14:45(15分)

生活リズムが崩れている時期というのは、眠い中無理して作業をしていてもはかどらないし、なんだか思考もどんどんネガティブに向かって死にたくなってきます。

でも「寝たいときはすぐ仮眠をとるぞ」と前向きに割り切ってしまえば、いくらか気分も楽です。
「またいつでも寝られるしな」と思えばベッドから立ち上がるハードルも下がるので、なんとなくダラダラ横になる時間も比較的少なくすみます。

まあ自宅とか仮眠室のある場所とか、わりといつでも寝られる環境ありきの話ではありすけどね。

ちなみによく言われることですが、30分を超えるようなあまり長時間の仮眠はオススメしません。
眠りが深くなりすぎて寝起きが悪くなるし、夜の本睡眠の質を下げてしまう可能性もありますからね。

まどろむレベルでもいいので、しっかりタイマーをかけて熟睡しないようにだけ気をつけましょう。
メインはあくまで夜の睡眠で、今はとりあえず眠気を解消できればいいのです。

15分程度の仮眠で眠気覚ましになるか?という気もしますが、これだけでびっくりするほど頭がスッキリしていることはしばしばあります。
それでもまだ眠気が残るようなら、後で休憩がてらまた短い仮眠を取り直しましょう。

まとめ

以上、ぼくが最近実践している「眠い時は開き直ってすぐ仮眠をとろう」戦略でした。

この戦略のいいところは、とにかく自分に優しい点です(自分を甘やかしているとも言います)。
睡魔に負けて有意義な活動に打ち込めない自分を責めなくていいし、眠い時にベッドで横になるのは単純に気持ちいのでハッピーになれます。

やっぱり人生何をするにもただ生きるだけでも活力が必要だし、その活力の源は睡眠ですからね。
目先の課題や趣味に熱中するあまり、基盤の方をおろそかにしすぎないように自戒していきたいところです。

それではまた、おやすみなさい。