人疲れでぐったりなここ数日。不調でいることにもだんだん慣れてきたかも

ここ数日、なんだか不調が続いています。

常に心にネガティブなもやがかかっていて、無気力な状態。
食事をとるにも、動悸が苦しくていまいち箸が進みません。

特に昨年から今年にかけて、退職にいたるまでの1年間には、こういった状況をよく体験しました。

最近になって思うのは、こんな風に不調に陥ることにもだいぶ慣れてきたかもなぁ、ということです。

いや、慣れたといっても毎回しっかりしんどいんですけどね。
不調であることに対して過度に動揺しなくなってきた、といった感じでしょうか。

今回はそのあたりの感覚について書いてみます。

「人に会いたいけど疲れる」のジレンマ

まず前提なのですが、ぼくの最近の不調の大半は、新しい人と知り合ったりたくさんの人と交流したりといった出来事がきっかけとなって主に引き起こされています。

いわゆる「人疲れ」というやつですね。
これはぼくの性格上、なかなか回避することは困難です。

人に会った翌日~数日後くらいまでは、だいたいぐったりしてますね。

じゃあ一人でおとなしくとしていたらいいじゃないかと言われると、まあその手もあるのですが、しかしやっぱり人にはどんどん会っていきたいのです。

というのは、これから個人事業主として一層躍進していきたいという思いがあるからです。

フリーランスというのはお仕事を振ってもらえるような関係性・人との繋がりが生命線となりますので、世間に対して積極的に関わっていく姿勢が大切になってきます。

実際、お会いできたご縁の中から事業が前向きに進むことも多く、これには本当に感謝の限りです。

また人とお話する中で、タメになる情報や学ぶべきポイントもたくさん見つかりますしね。

ただそういったありがたい出会いの裏側に、一方ではメンタルダウンという副反応もあるということです。

人疲れを受け入れる3つの意識

人疲れによるメンタル不調は苦しいことには変わりないのですが、それでも回数を重ねるたびに、だんだんとその不調を穏やかに受け止められるようになってきた気がします。

「こんなことではダメだ!」と焦って自分を責めることがなくなってきました。

これには主に次の3つのことを意識するようになったことが大きいんじゃないかなぁ、と思っています。

  • どうせ不調になる
  • そのうち調子は戻る
  • 少しずつ前進している

1. どうせ不調になる

まず、ある程度不調を覚悟するようになってきました。

本当は人に会いまくっても消耗しないマインドを身に着けられればベストなのですが、こればかりは個人の性格や適性に大きく由来するものなので、なかなか根本的な解決というのは簡単ではありません。

であれば少なくとも当面は、人疲れをもはや避けられないものとして考えておくのが良さそうです。

ぼく

今週は人に会う機会が続くから、週末はきっと何もできないな。
割り切って休んで来週に備えよう。

と、こんな感じで予測を立てておきます。

人間、不測の事態にはパニックになりますが、想定の範囲内のことであればまあ動揺することはありません。

また予想に反して意外と調子が落ちないこともありますから、そうなったらなんだか得した気分にもなれますね。

2. そのうち調子は戻る

そして、不調に陥ったとしても「そのうちまた回復するだろうから大丈夫」と思えることが増えてきました。

特に開業してからというもの、気疲れするような環境にたびたび自ら飛び込んでは何度も体調を崩してきましたが、それはすなわち何度も体調の回復期を経験したということにもなります。

時間がたてばいつかは調子も上向くんだということを繰り返し学習できたことで、不調を自力で何とかしようと焦る必要がなくなったわけです。

「苦しいときはとにかく楽をして今日を生き延びればOK」くらいにハードルを下げとけば大丈夫。

結果的にその方が調子の戻りも早くなったりするものです。

3. 少しずつ前進している

最後に、「調子の悪化と回復を繰り返しながら自分は少しずつ前に進んでいる」という意識も大切だと思います。

人と会うことで一時的に疲れはするけども、そこから得たご縁や学びは今後ずっと自分の財産として残るわけですからね。

後から振り返って「やっぱりあの日家に引きこもっておけばよかった」となることはほとんどありません。

そう考えると、人疲れによる不調だって前進の証のように思えてきます。

筋トレで負荷をかけ、筋肉痛と超回復を経て筋肉が大きく成長していくように、
交流で負荷をかけ、メンタルダウンと回復を経て、ぼくという人間も成長していくのです。

まとめ

そんなこんなで、最近は以前よりも不調でいることに対して抵抗がなくなった、というお話でした。

人疲れという現象自体に慣れる気配はまったくありませんが、ぼくはこれからも調子を崩すのを十分覚悟のうえで、どんどん人との出会いや交流の機会に身を投じていけたらと思っています。

もちろん、あくまで自分の限界を超えないように、適度にセーブしながら、ですけどね。